探偵事務所を営む、自称「月から来た」宇宙人の青年。表向きは探偵事務所だが実態は便利屋に近く、割と何でも請け負う。​​​

性格は気まぐれで掴みどころがなく、常に楽しそうな表情をしている。自称宇宙人を名乗っている事や言動、行動共に胡散臭い為に極端に交友関係が狭い上人も寄り付かない。

『楽しい事』を常に追い求めており、物事には一切頓着しない。物事はなんでも完璧にこなすが、それは実際に彼が人ならざる者である証明であり、気を抜くと『何か』が服からはみ出る。

人間に対する認識は「面白いけど個人個人には興味ない」程度。しかし探偵助手の灰藤帝の事は大層気に入っており、「自分が月に帰る時は必ず帝を連れていく」と心に決めている。

出会って間もないながらも帝を相棒として、そして初めての友人として心から信頼しているが、何故帝を相棒に選んだのかは頑なに話そうとしない。色々と謎の多い生き物。

​誰であろうと彼の物語を遮る事は赦されない。

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